子どもが生まれる前は、土日があればだいたい休めた。
平日に疲れた分、土曜はゆっくり寝て、日曜は買い物して夕方にはのんびり過ごす。そんな「休み」が確かにあった。
でも今は違う。子どもがいる今、土日休みは…むしろ「仕事より忙しい」こともある。
そんな我が家に、久々の三連休がやってきた。
そして気づいた。
三連休って、マジですげえ。三連休は“休める”。二連休は“回せる”だけだ。
土曜日は“リカバリー”で終わる
金曜夜の時点で、こちらの体力はだいぶ限界。朝の支度、登園、仕事、帰宅後のごはんとお風呂、寝かしつけ。平日5日を駆け抜けたパパママにとって、土曜日は“回復”の日。
…のはずなんだけど、朝から全然休めない。
子どもは休日こそ元気MAX。むしろ平日より早く起きて、テンション全開!
いや、まずは寝かせてくれ。…そんな願いはもちろん届かない。
午前中は公園へ。午後は買い出し。夕方にはなぜかぐずる。そして一日が終わる。
寝かしつけたあとに、ようやく夫婦で「今日、何したっけ…」と振り返る。それが土曜日のリアル。
日曜日は“家事と準備”で消える
「日曜こそ休もう」なんて甘い幻想。
現実は、平日では手がつけられなかった掃除、洗濯、買い出しの続き、そして週明けに向けた保育園の準備などで埋め尽くされる。
さらに子どもは「またどこか行こうよモード」。
あぁ、エネルギーのタンクが違いすぎる…。
でもどこかに連れて行かないと、1日中ぐずって終わる未来が見えてしまう。
結局、午前は児童館、午後は昼寝、夜は服の名前シール貼り直し、月曜の持ち物チェック。
そうして、気づけば「日曜の夜」。
月曜がもう目前に迫っている。
じゃあ、三連休になるとどうなる?
ここに“月曜休み”が加わるだけで、まったく違う。
土曜日:子どもとがっつり遊ぶ日。
日曜日:家事・買い物・準備をする日。
月曜日:ようやく、“ちょっと休める日”。
この「+1日」の余裕が、心と体にとってめちゃくちゃ大きい。
「今日が最終日じゃない」と思えるだけで、朝の余裕が違うし、子どものペースにもちゃんとついていける。
しかも、午後にはちょっと自分の時間が取れたりする。
ちょっと読書する。コーヒーをちゃんと淹れて飲む。10分だけ横になる。
子育て中の身にとって、これだけで生き返る。**これぞ“休み”**って感じがする。
二連休では、休めない
この三連休を味わってから気づいた。
二連休では、休めない。
二連休は“子育てを回す”ための時間。
三連休は“親が回復できる”時間。
もちろん、毎週三連休にしてほしいなんて言わない(言いたいけど)。でも、たまにこの“+1日”があるだけで、心の余裕がまるで違う。
平日に余裕がない分、三連休でようやく立て直せる。
仕事と子育ての板挟みになってるパパママにとって、「3日休み」がいかに大きなバッファになるか、身をもって実感しました。
おわりに:「何もしない日」が必要だった
子育てに全力を注いでいると、「何もしない時間」がどんどん失われていく。
でも、人って“何もしない日”がないと、だんだん余裕がなくなってくる。
三連休、ありがとう。
次の三連休はいつだっけ?とカレンダーをすぐにチェックしてしまった僕がいます。
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