子どもって、ほんとに可愛い。
寝顔を見てるだけで、1日の疲れが吹き飛ぶし、ふとしたしぐさに癒される。
でも、正直に言います。
「可愛い」だけじゃ、親はもたない。
僕は現在1歳半の息子を育てている初心者パパです。
仕事をしながら、家事をしながら、そして育児をしながらの日々。
「子育てって、想像以上に体力と精神を使うものなんだな…」と、毎日のように実感しています。
添い寝は幸せ。でも、寝不足地獄。
赤ちゃんのころから、夜はなるべく添い寝していました。
「隣で安心して眠ってほしい」
「いつでも声をかけてあげたい」
そんな気持ちから、最初は喜んで横になっていたんですが…
気がついたら、毎日寝落ち。
夜中に目覚めて、そこから仕事の残りや家事を片付けて、寝るのは深夜2時。
朝は6時半には起きて、子どもと一緒に朝の準備。
当然、毎日寝不足です。
でも子どもは関係なしに元気いっぱい。こっちはフラフラなのに、早朝から元気に走り回る息子。
添い寝はたしかに「幸せな時間」ではあるけれど、持続可能じゃないと実感しました。
最近では、タイミングによっては添い寝を奥さんにお願いしたり、あえて夜は寝かしつけだけして、リビングで仮眠をとるようにしています。
「子ども中心」で動いていた生活を少しずつ「家族全体」で回せるように、見直し中です。
送り迎えは大事。でも、毎日引き受けたら心が枯れる。
保育園の送り迎え。
最初は「俺がやるよ」と、張り切っていました。
朝の支度から送り出し、夕方にはお迎え。子どもの成長にしっかり関わりたくて、率先して担当していました。
でも、1か月ほどたった頃、異変が。
毎朝時間との戦い、そして仕事の都合で定時退社できず、ギリギリのお迎え。
「間に合わなかったらどうしよう」
「早く帰ると職場に気を遣う」
「家に帰っても疲れて何も手につかない」
そんな日々が続き、ある日、ふと気づきました。
心がカサカサになってる。
子どもに笑いかける余裕がない。
ちょっとしたことでイライラする。
これはまずいなと、ようやくブレーキを踏みました。
そこからは奥さんと分担を見直し、**「基本は朝、僕。夕方は交代制」**にしました。
お互いのコンディションを見ながら、無理しないように。
全部ひとりで背負おうとすると、愛情も空っぽになってしまう。
「子育てはチーム戦」だと、ようやく実感できました。
朝カフェ、それは心を保つ最終兵器。
じゃあどうやって気持ちを整えるの?
僕にとっての最適解は、朝の20分カフェ時間です。
子どもを保育園に送ったあと、近所のカフェで一息。
コーヒーを片手にスマホでニュースを見たり、ブログのネタをメモしたり。
誰にも話しかけられず、誰にも急かされない**「ひとり時間」**。
たった20分だけど、ここで心のバッテリーを充電してから仕事に向かうと、一日が全然違う。
家に直帰すると「やることだらけ」なのに、カフェに寄ってから帰ると「よし、やるか!」って思えるんです。
罪悪感? もちろん最初はありました。
「そんなことしてていいのか?」と自問自答もしました。
でも、家族に優しくできないくらいなら、先に自分を整える方が大事。
「子どもは可愛い」は真実。でも「親の余裕」も真実。
「子どもが可愛い」と言うのは、親として当たり前かもしれません。
でも、その可愛さだけで、育児のハードさが帳消しになるわけじゃない。
寝不足の日、怒りたくないのに怒ってしまう日。
何もかも面倒に感じる日だってある。
そんな時こそ、「心のバッテリー」をちゃんと充電してあげてください。
それは人によって違うけど、僕にとっては「添い寝を手放す勇気」や「送り迎えの分担」、そして「朝カフェの時間」でした。
子育てって、思ってたより100倍大変だけど、思ってたより100倍、自分を知れる機会でもあります。
今日も無理せず、ひとつひとつ。
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