子育て中の「ひとりになりたい…」という気持ち
子育てをしていると、「ひとりになりたい…」と感じる瞬間があります。
それは決して子どもが可愛くないわけではなくて、自分の体力や気力の限界がふと見えてしまうから。
そんなとき、私たち夫婦にとって本当にありがたい存在が、祖父母の家――つまり、妻の実家です。
祖父母の助けで叶った、久しぶりの“ふたり時間”
先日も、1歳の息子を連れて妻の実家へ。
予定が合ったので、その日は夫婦ふたりだけで夕食を食べに出かけさせてもらいました。
息子のことを心から可愛がってくれて、安心して預けられる祖父母。
おかげで、なんと約1年ぶり(!)の「2人で外食」を楽しむことができました。
焼肉トラジで、日常を忘れる幸せな時間
行き先は「焼肉トラジ」。
普段は家で簡単に済ませてしまう夕食。
ましてや、子どもがいると自分のペースで食べることなんて到底できません。
でもこの日は違いました。
「ゆっくり食べられるね」
「ビール飲んじゃおうかな」
「こんなにゆっくり話したの、久しぶりかも」
まるで付き合っていた頃に戻ったかのような、ほんの数時間。
でもこの“ほんの少しの余裕”が、どれほど心を軽くしてくれるか。
ふたりとも、すごくリフレッシュできました。
頼れる場所があるだけで、心の支えになる
そして改めて感じたのは、祖父母の実家があるという“安心感”の大きさ。
「困ったら頼れる場所がある」
それだけで、どれほど心強いか。
もちろん、毎週のように預けるのは現実的ではありませんし、甘えすぎるわけにはいきません。
でも、たまにでも「預けられる」だけで、自分自身を整える時間ができる。
何より、子どもにとっても“第二の家”のような場所があることは、とても貴重です。
息子にとっても大好きな場所
祖父母の家では、おもちゃや絵本がたくさん。
息子も「じいじ」「ばあば」に会うとテンションが上がり、満面の笑み。
そんな姿を見ると、こちらも嬉しくなります。
たまには“自分のため”の買い物を
外食の後、妻と「お互い好きなもの買いに行こうか」と話し、私は気になっていたスニーカーを、妻はちょっといいリップを。
子どもがいると、どうしても「子ども優先」になりがち。
でも、たまには自分の“好き”にも向き合う時間が必要だと実感しました。
無事に過ごした息子と、祖父母への感謝
そして帰宅後、祖父母から「とってもいい子にしてたよ」と言われてほっと一安心。
息子も楽しかったようで、帰りの車の中ではスヤスヤと眠っていました。
逃げ場じゃなく、“戻れる場所”があるということ
祖父母の実家は、私たちにとって“逃げ場”ではなく、“戻れる場所”。
安心して頼れる場所があるからこそ、また頑張れる。
そんな場所があることに、心から感謝しています。
肩の力を抜いて、家族の形をつくっていく
子育てに正解はないけれど、周りの人の力を借りながら、無理せず、時には自分たちを甘やかしながら。
そうして少しずつ、家族としての形を作っていけたらと思っています。
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