だからこそ、仕事前の20分カフェタイムが救いになる。
子育てって、思っていた以上に「自分の時間がない」。
スマホをいじろうとすれば子どもが泣く。
お風呂に入れば「ママ〜」「パパ〜」と呼ばれる。
夜、やっと寝たと思ったらすぐに夜泣き。
朝は朝で「バナナ食べるって言ったのにいらない!」という謎の拒否。
…いやいや、
「自分のしたいこと、ひとつもできてないんだけど?」
そんなふうに思ってしまう日、ありますよね。
私もまさにその一人です。
イライラをためこんだまま出勤する日々
朝の支度だけでヘトヘト。
抱っこ、離乳食、着替え、保育園の準備。
そして子どもの気分次第で予定はコロコロ変わる。
それなのに会社では「何か疲れてない?」「もっと明るくいこうよ!」と、空気読めない言葉が飛んでくる。
笑顔になんて、なれないよ。
そう、子育てしてると「何もできないストレス」に加えて、「社会に合わせなきゃいけないプレッシャー」もすごいんです。
救ってくれたのは、たった20分のカフェタイム
そんな私を救ってくれたのが、
「仕事前の20分カフェタイム」。
朝、保育園に預けたあと、そのまま会社に向かわずに
近くのカフェに寄るようにしました。
お気に入りは、フルーティーな香りがする浅煎りのコーヒー。
酸味があって、なんだか軽やかな気持ちになれるんです。
あえてスマホは見ない。
日差しを浴びながら、ただただコーヒーを味わう。
頭の中にぐるぐるしてた育児のストレスや家の用事を、
いったんテーブルの上に置いて、コーヒーの湯気を眺める。
「今日も頑張るぞ」なんて思えなくてもいい。
ただ、「ちょっと落ち着いたな」って思えれば十分。
子育てストレスの正体は「コントロールできなさ」
子育ての一番しんどいところって、
「自分のペースで進まないこと」だと思うんです。
自分で予定を立てても、その通りにはいかない。
完了したはずの家事も、子どもが散らかせばやり直し。
出かける時間も、食べるタイミングも、
子どもに左右されっぱなし。
そりゃストレスたまるよ。
でも、その「コントロールできない日々」に、
少しだけ「自分で決めた時間」を取り戻せるのが、
私にとってはこのカフェタイムだったんです。
忙しい人にこそ「20分の余白」を
最初は罪悪感もありました。
「その20分あったら、もっと早く出社できる」とか
「朝ごはんちゃんと食べるべきじゃないか」とか。
でもね、たった20分でいいんです。
「子育ても、仕事も、完璧じゃなくていいよ」って
自分に言える時間があると、気持ちが全然違う。
帰り道にカフェに寄るのもいいけど、
朝のリセット時間としてのカフェは、本当におすすめです。
今日も、何もできなかった。でも…
今日も、子どもは言うことを聞かず、
仕事でも余裕のあるふりをして疲れた。
「何かを成し遂げた」なんて感覚はゼロ。
でも、
朝飲んだあのフルーティーなコーヒーの香りを思い出すと、
ほんの少しだけ「今日も自分でいられた」と思える。
「何もできない日々」の中で、
「何もしない時間」が、私を支えてくれている。
まとめ
子育て中は、とにかく思い通りにならない。
でも、それをすべて我慢してると爆発してしまう。
だからこそ、20分のカフェタイム。
コーヒー1杯分だけでいい、自分に戻れる時間を。
忙しいパパ・ママに、心からおすすめします。
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